断捨離

収集癖の心理と特徴 女性と男性でどんな傾向があるのか

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モノを集めて飾り、それを眺めて安心するという心理は男女ともにあるものです。今回は収集癖がある人の特徴や傾向、収集癖を少しずつ改善する方法について書いていきます。

 



 

まず収集癖のある人の特徴について触れていきます。これは以前の私や母親にも見られた傾向です。妻と娘(特に娘)はまだ当てはまることがあります。

なので、今後一人暮らしをさせる上で当てはまる項目は改善させて送り出したいと思っています。

 

①自分の趣味の世界に浸りたい

誰でも自分の趣味の世界があるかと思いますが、モノを集めたいという心理は自分の世界を自分の周囲に築き上げたいと思う人がとても多いのではないでしょうか。

 

眺めて満足して自分の世界に浸りたいという、一種の安心感を求めてそういった収集癖が根付いてしまう人もいるというのが現実にあります。趣味の世界に浸るのは何の問題もありませんが、きれいな部屋を目指しているのなら、モノに頼らずに自分を精神的に成長させる必要があります。

 

モノを集める人に意外と共通しているのが「幼児性」です。これは私がハウスクリーニング業をしているときに痛感したんですが、部屋の掃除を依頼されて部屋に入った際、掃除の内容を打ち合わせする前に自分の趣味の世界を延々と話す人がいました。

 

このように自分の世界を他人に認められたくて延々と話すというのは、一種の幼児性がある証拠です。その方は30代後半の男性でしたが、アニメのフィギュアやポスター、ビデオ(当時はVHS)が恐ろしいくらいに並んでいました。

 

②モノへの執着心が強い

手に入れて満足したいという欲求は誰でもあります。人としての本能の部分でもあるのですが、いわゆるコレクターといわれる人はそういった収集する、所有したいという欲が人一倍強い傾向があります。

 

私の友人にもフィギュアのコレクターがいましたが、部屋に足の踏み場のないくらい散らかっていました。彼はとにかくレアなフィギュアがあると聞けば会社を休んでまで遠出して買いに行くような人だったので、所有することに相当のこだわりを持っていると実感しました。

 

執着心があるのは一概に悪いこととは断定できませんが、強すぎると周囲に迷惑をかけたり自分自身が本気で痛い目に遭遇する可能性が高いので、自分が本当にほしいもの、必要なものは何なのか、一度じっくり考えてみる必要があります。

 

③他人より優位に立っていることを実感したい

この優位に立ちたいというのは特に男性に多く見られる傾向です。「あいつよりレアなものを持っている」というある意味ライバル意識のようなものです。これは男性特有の闘争本能が関係しているようです。

 

こういった傾向は、尊敬されたい、人の上に立ちたい、強くなりたいという一種の男性特有の願望から、こういったモノを収集するというとても修正しにくい癖に走ってしまいます。

 

女性の場合はアクセサリーや靴、宝石などを収集している人が多いですが、積極的にひけらかす傾向は少なく、自己満足のためにこっそり見て楽しむという人が多いようです。人がたくさん集まるパーティなどで、自分をより良く見せたい、サラッと高価なものを身に付けたいというのが女性特有の心理にあるようです。

 

他にも生活を豊かにするために陶器や食器などを収集する人もかなりの数いますね。この件に関しては私が実際に体験したことがありますので、以下に書いていきます。

 



 

女性と男性はどちらがモノを収集しやすい?実際の体験談

これまで私がハウスクリーニング業やゴミ回収業をやってきてわかったことは、依頼されるお客様の7割が女性だったということです。3年ほどフルタイムで働いてきたので、店長とデータ管理も一緒に作成したこともありますし、どういった傾向があるかはおおよそ掴んでいるつもりです。

 

モノを集めやすいというのは、男女差はそれほど感じないという印象があります。ですが、お客様の7割が女性だったということは、女性の方が片付けが苦手、片付けられないという傾向が若干強いように感じました。

 

女性が片付けられないもの

・食器

・化粧品

・靴

この3つは仕事をやってきて、ぶっちぎりで「多い」と感じたものです。使わない食器や陶器、一目惚れで買ったものや衝動買いされた器など、とにかくかさばって大変だったのを覚えています。

 

化粧品に関しては、使い切らずにまた新しいものを購入するパターンが多く、靴に関しては一目惚れ買いや限定品、服に合うからと言った理由で購入されたものが多いのではないでしょうか。

 

男性が片付けられないもの

・本

・衣類

・ペットボトルや空き缶

・拾ってきた家電やコレクション品

男性に関しては、酒の空き缶や空き瓶、たたむのが面倒な衣類などが多かったです。拾ってきた家電などもありましたが、私が一番気を使ったのがコレクション品でした。

 

ある方は鉄道に関するグッズ(古い看板や切符、車両部品など)をコレクションしていましたが、置き場がないくらい部屋の中がゴミで溢れかえってました。コレクション品を壊さずに片付けるというのは相当な労力が必要でした。

 

ある女性の部屋を片付けた時の体験談

私がハウスクリーニング業でアルバイトをしていたときにとても印象に残った人がいまして、33歳の一人暮らしのAさんという女性の部屋を片付けたことです。この女性は2DKのマンションに住んでいました。

 

見積もりをしに所長と部屋へ行ったところ、玄関を開けた途端にダンボールで壁ができており、目の前にはヒールが散乱していました。奥に行っても足の踏み場はなく、夏場だったので臭いが凄かったのを覚えています。

 

彼女の依頼は何十足もあるヒールや化粧品などは捨てないでほしいということだったので、部屋の中のゴミを取り払い、床、壁、風呂場、キッチン、トイレに至るまで全ての部屋を掃除してきました。

 

洋服も結構な数を処分し、部屋はきれいになりました。本人もかなり喜んでくれ、仕事して良かったと思った瞬間でした。ですが、車に乗って帰る時に、一緒に掃除をした女性社員が「また呼ばれる」と私に言いました。

 

それから4ヶ月後にAさんがもう一度掃除の依頼をしてきたんですよね。女性社員のカンは当たってました。

 

見に行ってみると見事にリバウンドしていました。モノに拘るあまり、やはり片付けられないという現象が起きていたんです。依頼された女性は2度のクリーニングとゴミ廃棄で計80万近くを支払うことになり、相当大変だったと思います。

 

収集癖を改善する方法3選

収集癖を改善するのはなかなか難しいです。私自身も結婚する前の一人暮らしのときにレコードやCD、DVD、本、ゲームなどを収集していた時期があり、これを処分するのにかなり苦労しました。

 

ですが、現在は何も収集せずに生活しています。私が実践した3つの方法を書いていきます。

 

①大掃除をしてモノを捨てることに慣れる

まず、部屋の大掃除を行います。そこで必ず捨てるものがあるはずです。収集癖がある人は捨てられない癖を持ち合わせています。ですので、なんでもいいので「捨てる」ことに焦点を当ててみることです。

 

使わない服や小物など、自分が「これは捨てられる」と思うものを少しずつピックアップするようにしましょう。そうすると「捨てる」という行為自体に抵抗がなくなり、徐々に部屋が片付いてくるものです。一気にやれる人は一気にやって構いませんが、ひとりでやるのはかなり時間がかかります。

 

②自分の趣味に関心がない人に手伝ってもらう

一気にやってしまいたいのであれば、自分の趣味に一切関心がない人と一緒に掃除することです。この方法はかなり効果的です。あなたの趣味に関心がないので、自分が宝物だと思っているものも、その人からすればただのゴミです。

 

こういう人がいると、いくら自分が熱弁してもただの「ゴミ」で、一刀両断されることもあるはずです。「やっぱりとっておこう」などという感覚は徐々に薄れていきます。自分のコレクションを処分しようと決断さえすれば、この方法はある意味ショック療法ですが、かなり手っ取り早くて効果的です。

 

私の場合は2人のそういった友人に手伝ってもらったこともあり、かなりのモノを一気に処分することができました。もちろん売ってお金になるものがけっこうあったので、現金化してそのお金で掃除のお礼と称してみんなで食事に行ったのを覚えています。

 

③能動的な趣味を持つ

フィギュアを集める、食器を集める、靴を集める、いろんなものを集めること、これらに共通するのは全て受動的であるということです。他人が作った、デザインしたモノを集めても本当の満足感というものは満たされないと考えておくべきです。

 

そのためには、自分でできること、興味のあることを率先してやるべきです。楽器を弾いたり、スキーやスノボーをしたり、水泳、草野球に参加したり、自分で実践することをひとつでもいいのでやってみることです。

 

私の場合は絵を描いたりや釣りをすることで精神的に落ち着くことができています。

 

他人から与えてもらうことに重きを置くのではなく、自分が動いて楽しめることをしてみると、集める面白さから抜け出すことができるようになります。

 



 

まとめ

○収集癖のある人の特徴

・自分の世界に浸りたい

・モノへの執着心が強い

・他人より優位に立ちたい(男性によく見られる傾向)

・自分をより良く見せたい(女性によく見られる傾向)

 

○収集癖を改善するなら

・大掃除をして捨てることに慣れる

・自分の趣味に関心がない人に手伝ってもらう

・能動的な趣味を持つ

収集癖を改善したいのであれば、私が一番おすすめするのが「能動的な趣味」を持つことです。他人からモノを与えられるのではなく、自分で興味のあることをやってみることです。それは与えられることの何倍も価値があるもので、自分の糧になるものです。

 

例えば、ギターが全く弾けなくても、うまくなろうと思って必死に練習していると、モノを集める時間はないはずです。どんどん上手くなって自分で曲を作れるようになると、さらに面白くなってどんどん続けていこうと思うはずです。

 

これは自己表現にもつながって自分自身を確立するいい機会ですので、自分が興味のあることを始めるという大切さを知っていただければと思います。

 



 

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